理系になりたい!

理系になりたい!

理系になりたい!

理系になりたい!


このブログを進めていくにあたってこのタイトルがふさわしいんじゃないかと感じて、これにしてみた。

僕はIT会社に文系SEとして入社したのだけど、文系であることを理由に理系卒にいじめられたので、彼らを見返したいという思いがあるのだ。


そんなわけで日常的に理系的なことをして、僕の左脳を鍛えていきたいわけだけれど、僕の行動原理は文系…というか、芸術的な感性を育てる方向を向いているようで困っている。


一昨日10月22日の金曜は東京文化会館のフジコ…ヘミングのソロコンサートに行ってしまったし、昨日10月23日は東京バレエ団白鳥の湖に行ってしまった。

白鳥の湖からチャイコフスキーに興味が出て、亀山郁夫先生の『チャイコフスキーがなぜか好き』(PHP新書)を読んでいるし、今読み進めている本も山本文緒の『再婚生活〜私のうつ闘病日記』と中公新書から出ている『南方熊楠』だ。

南方熊楠は粘菌の研究しているから理系説はあるかもしれないけど、彼は東大文学部の前身にあたるクラスに入っていて、漱石正岡子規の同窓だったりするので文系だ。

読書傾向に理系要素はなし。悲しい。


唯一今読んでいる本で、ジャロン・アニラーという人の『万物創生を始めよう〜私的VR事始」というのはVR開発者のあれこれなので、かなりの理系っぽさがある。

しかし、著者が「この物語はVRの開発の話が半分と僕の人生の物語が半分」と言っているので、理系要素は0.5。

昨日までの僕の行動の傾向を見れば、物語要素の方に目が向いてしまうことは明らかだ。


理系にならなければ!


そんな思いで高校の数学の問題集を持ってカフェに来た。

旺文社の『直接書き込めるやさしい数学シリーズ』だ。

基本情報の勉強だったり、統計検定の勉強だったり、仕事とのシナジーを生み出せそうなテーマはいくらでもあるのだけど、心が数学の基礎からのやり直しを求めているので、これになった。

カフェでコーヒーを頼んで、よし!と勉強を始めようとした時…

筆箱を忘れていることに気づいた。

私の無意識はどれだけ理系になることから逃げようとしているのだろう。


でも、僕は負けない。

たくさん勉強して理系になる。

理系になるって目標が曖昧で、東大理Ⅲに入ればいいのか、googleに入ればいいのかよくわからないけど、とりあえず頑張る。